beacon

鹿島vsG大阪 試合後の選手コメント

このエントリーをはてなブックマークに追加
[5.1 J1第9節 鹿島2-1G大阪 カシマ]

 J1第9節は1日、各地で9試合を行い、鹿島アントラーズはホームでガンバ大阪と対戦。鹿島は前半ロスタイム、DF岩政大樹のゴールで先制すると、後半23分にはMF野沢拓也が直接FKを決め、2-0と突き放す。G大阪も後半35分に途中出場のFW星原健太が1点を返したが、鹿島が2-1で逃げ切り、公式戦3連勝を飾った。
以下、試合後の選手コメント

<鹿島>
●FW興梠慎三
「連戦で厳しい戦いだったけど、勝ち点3を取れてよかった。正直、前半からきつかった。前半は前を向いてドリブルもできたけど、後半途中から相手が4バックになってスペースがなくなった。うちの武器のひとつであるセットプレーから点を取れてよかった。個人的には最近点を取れてないけど、調子が悪いわけじゃないし、焦らずにやっていきたい」
―代表へのアピールはできた?
「全然。ボールを失う場面もあったし、当たり負けするところもあった。納得はしてないけど、チームが勝ったのはよかった。自分のプレーをするだけだし、チームのために頑張っていきたい」

●MF野沢拓也
―直接FKを決めたが?
「取られたかなと思ったけど。GKは見えなかったんじゃないかな。入ってよかったです」
―CKからもアシストしたが?
「ジョンスも入って、うちには(セットプレーで)点を取れる選手が多い。いいボールを上げようと心がけているし、中の選手とは常に話し合って、それぞれどこで合わせてほしいとか話している」
―内田が欠場してジウトンが先発したが?
「だれが出てもカバーできる選手がたくさんいる。それは問題なかったと思う」
―3試合連続でセットプレーから得点しているが?
「セットプレーはうちの武器でもあるし、その結果が点につながっていると思う」

●DF岩政大樹
―今季初ゴールとなったが?
「いくらチームが勝っていても、ゴールがないと“今年は空中戦、調子悪いのかな”と思われるし、たまには決めた方がいいかなと思っていた」
―代表へもアピールになった?
「ここまでの自分の3年、4年の挑戦や取り組みには誇りを持っている。残りの時間で、それを無駄にしないように、自分にできることを毎日やっていきたい」


●FW星原健太
―プロ初ゴールとなったが?
「実感はない。点を入れたから、もうちょいうれしいかなと思ったけど、全然…。試合に負けた悔しさの方が大きい。まだまだやり続けないとダメ」
―同世代の選手が試合に出場していて焦りはあった?
「気持ち的には悔しかったけど、やるしかないと思っていた。試合に出られなくても練習はしっかりやろうと」
―プロ4年目での初ゴールだが?
「長かったけど、いきなり来た感じ」

●FW宇佐美貴史
―鹿島のDFの印象は?
「そんなにプレッシャーがあったわけじゃないし、すぐボールを失うとかもなかった。自信を持ってやればできるなと思った。流れの中からは点を取られてないし、別に負けた気はしない。したたかだなっていうぐらいで。そんなすごい強いチームとは思わなかった」

●MF遠藤保仁
―久々の先発でフル出場だったが?
「最初は不安もあったけど、痛みは出なかったし、これからは大丈夫だと思う」
―結果については?
「内容がどうあれ、勝ち点3を積み上げていかないと。上とだいぶ差が開いた。危機感を持ってやらないと。残り2試合、しっかり勝って中断に入りたい」
―W杯メンバー発表まで10日を切ったが、アピールはできた?
「アピールは今まで十分にしたので、自分はケガもあったし、コンディションをしっかり上げていければ」

(取材・文 西山紘平)

TOP