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[プリンスリーグ]首位・広島ユースなど4チームが上位リーグ進出:中国

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 高円宮杯全日本ユース(U-18)選手権の出場権3枠を懸けたJFAプリンスリーグ(U-18)中国は15日、1部と2部の各第6節を行い、1部ではセカンドラウンド上位リーグへ進出する4チームがサンフレッチェ広島ユース(広島)、米子北高(鳥取)、広島観音高(広島)、立正大淞南高(島根)に決定した。

 前節まで首位の広島ユースは6位の高川学園高(山口)と対戦。前半25分にFW井波靖奈のゴールで先制すると44分にはFW砂川優太郎、前半ロスタイムにもU-17日本代表DF脇本晃成が加点し、前半だけで3点のリードを奪う。後半序盤に砂川と井波のゴールで5-0とした広島ユースは試合終盤に3点を失ったものの、逃げ切り5-3で勝った。

 2位の米子北は7位・玉野光南高(岡山)と対戦。1-1の後半11分にU-19日本代表候補DF昌子源のゴールで勝ち越すと、その後FW小笹晃が2点を加え、4-1で勝った。また、広島観音はMF田中杏平の先制ゴールなどで奪ったリードを守り、瀬戸内高に2-1で勝利。勝ち点1差だった4位・立正大淞南高と5位・広島皆実高(広島)との一戦は後半38分にMF福島孝男が挙げた決勝ゴールにより、立正大淞南が1-0で勝った。
 この結果、1試合を残して上位4チームと5位・広島皆実との勝ち点差が4以上へ開き、上位4チームの上位リーグ進出が決まった。

【中国1部】
[第6節]
高川学園高 3-5 広島ユース
[高]勝部元太(79分)、北村海里(90分+1)、山根大輝(90分+3)
[広]井波靖奈2(25分、51分)、砂川優太郎2(44分、48分)、脇本晃成(45分+2)

瀬戸内高 1-2 広島観音高
[瀬]岡崎亮麿(45分+1)
[広]田中杏平(30分)、オウンゴール(39分)

広島皆実高 0-1 立正大淞南高
[立]福島孝男(83分)

米子北高 4-1 玉野光南高
[米]野原正博(9分)、昌子源(56分)、小笹晃2(71分、90分+1)
[玉]山崎凌吾(19分)

【中国2部】
[第6節]
西京高 1-3 作陽高
[西]大谷(90分+2)
[作]武田3(31分、45分、53分)

八頭高 1-1 境高
[八]橋本(72分)
[境]松川(15分)

山陽高 0-0 下関中央工高

岡山龍谷高 1-6 開星高
[岡]小野龍也(66分)
[開]平林卓也(12分)、小豆沢司(36分)、高木洋平(56分)、平井郁弥2(63分、72分)、安達健斗(82分)

(文 吉田太郎)

特設:プリンスリーグ(U-18)2010
特設:プリンスリーグ中国
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