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[Y☆voice_21]甲府ユースMF堀米勇輝「自分たちの手で歴史を変える」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第21回はヴァンフォーレ甲府ユース所属でトップチームにも2種登録されているU-19日本代表MF堀米勇輝選手(3年)だ。左足から繰り出される多彩なパスで味方のゴールを生み出す「甲府の至宝」。年代別日本代表としても期待の大きいMFの現在の考えとは?

―現在のコンディションはどうですか?
「この間(U-19日本代表の遠征でいった)オランダから帰ってきて、やっと調子が戻ってきたところです」

―オランダ遠征での収穫は?
「そうですね、やっぱり海外のチームは勝利へのこだわりだったり、最後の詰めの部分や、球際が本当に強かったですね。最後の足の伸ばし方もそうですし、体を軸からぶつけてくるところだったり、そこはまだ差を感じました」

―昨年U-17W杯で世界を経験している分、余計に感じるのでしょうね。
「はい。あとは攻守の切り替えの早さとか、ちょっとしたところの差が大きいと思います」

―4月に2種登録し、これからはトップとユースと2足のわらじをはかないといけません。
「ボクにとってやっぱりユースは大切。出来れば、ユースの仲間と全国に行きたいです。でも一番大事なのはトップチームで試合に出ること。それを目標にしながらも、ユースも大切にしていきたいです。甲府ユースはいままで全国が遠かったので、いつかは歴史を変えないといけない。ならば変えるなら自分たちの手で変えようと思っています。その気持ちで戦えば、全国もそう遠くは無いと思っています」

―U-19日本代表も大事なアジアユース最終予選が控えています。
「そうですね、もう一度世界に挑戦したいです。そのためにはアジアは当然通過しないといけません。韓国、サウジアラビア、オーストラリアと強豪は沢山いるけど、アジアで負けちゃいけない。自分たちが出来ることを精一杯やって、絶対に勝ちたいし、自分もそこにいたいですね」

(取材・文 安藤隆人)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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