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[ナイキカップ]7月11日ファイナルを懸けた争いが本格的に開幕

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 W杯南アフリカ大会決勝と同日の7月11日に、東京・味の素スタジアムで開催されるフットボールフェスティバル「THE NIKE CUP JAPAN FINAL」への出場権を懸けた戦いが12日、本格的に開幕。予選ラウンドを勝ち上がったU-18カテゴリー9チームとU-15カテゴリー2チーム、シード3チーム、そしてトライアルを経て選抜された「NIKE ELITE SELECTION」2チームを加えた計16チームが、グループステージ第1日の試合を行った。

 北海道から九州までのチームが参加し4月から行われてきた「THE NIKE CUP JAPAN」の16強の戦い。16チームが4チームずつの4グループに分かれて行われるグループステージ、東日本大会が開催された静岡県裾野市の時之栖スポーツセンターではグループAとグループBの各チームが熱戦を繰り広げた。

 グループAでは09年全日本ユース(U-18)選手権優勝の横浜F・マリノスユース(神奈川)と全国高校選手権優勝4回の名門・市立船橋高(千葉)、神奈川県立藤沢清流高、吉川市立東中(埼玉県)が出場し、開幕試合で横浜FMユースに1-0で勝つなど2連勝した市船橋が首位奪取。また08年全日本ユース選手権優勝の強豪・浦和レッズユース(埼玉)と神奈川県立旭高、クマガヤSC(埼玉)、100人以上のU-18(18歳以下)選手からトライアルを経て選出された「NIKE ELITE SELECTION EAST」の4チームが出場したグループBでは、浦和ユースと練習わずか1日という「NIKE ELITE SELECTION EAST」がそれぞれ2連勝し、グループステージ突破を決めた。

 一方、兵庫県丹波市のアスコ・ザ・パークTANBAで開催された西日本大会のグループステージグループCには京都橘高(京都)、奈良育英高(奈良)、同朋高(愛知)、志段味中(愛知)の4チームが出場。また、同会場で行われているグループDでは、08年度の全国高校選手権準優勝の鹿児島城西高(鹿児島)、作陽高(岡山)、鹿児島実高(鹿児島)、「NIKE ELITE SELECTION WEST」の強豪4チームがグループステージ突破を目指して凌ぎを削っている。

 グループステージの各上位2チームがノックアウトステージ(西日本大会=6月26日、東日本大会=6月27日)へ進出。ノックアウトステージを勝ち上がった東日本大会勝者1チーム、西日本大会勝者1チームが7月11日に行われる「THE NIKE CUP JAPAN FINAL」で日本一、そして優勝チームに与えられるイングランド遠征の権利などを懸けて争う。

<写真>市立船橋高vs.横浜FMユース
(取材・文 吉田太郎)

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