ドイツが15大会連続、ガーナも2大会連続決勝Tへ
[6・23 10年W杯GL・D組 ガーナ 0-1 ドイツ サッカー・シティ]
10年W杯は23日、D組最終戦のガーナ-ドイツ戦が行われ、ドイツが1-0の勝利を収めた。
引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるガーナはお馴染みの4-3-3システム。GKはリチャード・キングソン。DFラインは右からジョン・ペイントシル、ジョナサン・メンサー、第2戦のリー・アディに代わり、初戦に先発したジョン・メンサーが復帰。左SBはハンス・サルペイ。アンカーにアンソニー・アナンが入り、その前方にクワドゥオ・アサモアとケビン・プリンス・ボアテングが並ぶ。3トップは右ウィングにプリンス・タゴエ、左ウィングにアンドレ・アイェウ、そしてワントップがアサモア・ジャンとなっている。CBのジョナサン・メンサーを除いて、第2戦と同じメンバーで臨む。
一方、自力での決勝トーナメント進出には勝利が必要なドイツは、お馴染みの4-2-3-1システム。GKはマヌエル・ノイアーで4バックは右からフィリップ・ラーム、アルネ・フリードリヒ、ペア・メルテザッカー、そして左SBにはホルガー・バトシュトゥバーに代わって今大会初先発となるジェローム・ボアテングが入った。。中盤はサミ・ケディラとバスティアン・シュバインシュタイガーをダブルボランチに、右がトーマス・ミュラーで左がルーカス・ポドルスキ、トップ下にメスト・エジルが入り、1トップは出場停止のミロスラフ・クローゼに代わってカカウが初先発となった。
なお、ガーナ代表のケビン・プリンス・ボアテングとドイツ代表のジェローム・ボアテングは異母兄弟で、W杯史上初となる兄弟対決が実現している。
試合は前半23分、ガーナが最初のチャンスを迎える。右CKからゴール前に上がったクロスをアサモア・ジャンがヘディングシュート。これはフィリップ・ラームがゴールライン上でクリアした。
ドイツもその2分後に決定機を迎える。カカウのスルーパスに抜け出したメスト・エジルがGKと1対1に。しかし、このシュートはGKリチャード・キングソンがブロックした。
後半に入ると、ガーナが積極的にゴールを狙う。同6分、後方からのロングボールに抜け出したクワドゥオ・アサモアがゴール至近距離からシュート。これは、GKマヌエル・ノイアーが好守で防いだ。
ピンチを凌いだドイツは後半15分、PA手前でトーマス・ミュラーのパスを受けたメスト・エジルがミドルシュートを突き刺し、待望の先制点を奪った。
敗れればGL敗退の可能性があるガーナは失点直後にプリンス・タゴエに代えてサリー・ムンタリを投入。反撃を試みると、そのムンタリがゴール前に絶妙なスルーパス。ギャンのヒールパスに抜け出したアンドレ・アイェウがシュートを放つも、これはフィリップ・ラームが間一髪でブロックした。
結局、試合はそのまま1-0で終了。他会場で行われていたD組のもうひと試合、オーストラリア-セルビア戦がオーストラリアの2-1の勝利に終わったため、ドイツが勝ち点6で首位通過。ガーナが勝ち点4、得失点差でオーストラリアを3上回り、2位通過となった。
なお、15大会連続のGL突破を果たしたドイツは、27日にイングランドと対戦。一方、2大会連続の決勝トーナメント進出を果たしたガーナは、26日にアメリカと対戦する。
<写真>勝利を収めたドイツ代表
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(文 宝田雅樹)
10年W杯は23日、D組最終戦のガーナ-ドイツ戦が行われ、ドイツが1-0の勝利を収めた。
引き分け以上で決勝トーナメント進出が決まるガーナはお馴染みの4-3-3システム。GKはリチャード・キングソン。DFラインは右からジョン・ペイントシル、ジョナサン・メンサー、第2戦のリー・アディに代わり、初戦に先発したジョン・メンサーが復帰。左SBはハンス・サルペイ。アンカーにアンソニー・アナンが入り、その前方にクワドゥオ・アサモアとケビン・プリンス・ボアテングが並ぶ。3トップは右ウィングにプリンス・タゴエ、左ウィングにアンドレ・アイェウ、そしてワントップがアサモア・ジャンとなっている。CBのジョナサン・メンサーを除いて、第2戦と同じメンバーで臨む。
一方、自力での決勝トーナメント進出には勝利が必要なドイツは、お馴染みの4-2-3-1システム。GKはマヌエル・ノイアーで4バックは右からフィリップ・ラーム、アルネ・フリードリヒ、ペア・メルテザッカー、そして左SBにはホルガー・バトシュトゥバーに代わって今大会初先発となるジェローム・ボアテングが入った。。中盤はサミ・ケディラとバスティアン・シュバインシュタイガーをダブルボランチに、右がトーマス・ミュラーで左がルーカス・ポドルスキ、トップ下にメスト・エジルが入り、1トップは出場停止のミロスラフ・クローゼに代わってカカウが初先発となった。
なお、ガーナ代表のケビン・プリンス・ボアテングとドイツ代表のジェローム・ボアテングは異母兄弟で、W杯史上初となる兄弟対決が実現している。
試合は前半23分、ガーナが最初のチャンスを迎える。右CKからゴール前に上がったクロスをアサモア・ジャンがヘディングシュート。これはフィリップ・ラームがゴールライン上でクリアした。
ドイツもその2分後に決定機を迎える。カカウのスルーパスに抜け出したメスト・エジルがGKと1対1に。しかし、このシュートはGKリチャード・キングソンがブロックした。
後半に入ると、ガーナが積極的にゴールを狙う。同6分、後方からのロングボールに抜け出したクワドゥオ・アサモアがゴール至近距離からシュート。これは、GKマヌエル・ノイアーが好守で防いだ。
ピンチを凌いだドイツは後半15分、PA手前でトーマス・ミュラーのパスを受けたメスト・エジルがミドルシュートを突き刺し、待望の先制点を奪った。
敗れればGL敗退の可能性があるガーナは失点直後にプリンス・タゴエに代えてサリー・ムンタリを投入。反撃を試みると、そのムンタリがゴール前に絶妙なスルーパス。ギャンのヒールパスに抜け出したアンドレ・アイェウがシュートを放つも、これはフィリップ・ラームが間一髪でブロックした。
結局、試合はそのまま1-0で終了。他会場で行われていたD組のもうひと試合、オーストラリア-セルビア戦がオーストラリアの2-1の勝利に終わったため、ドイツが勝ち点6で首位通過。ガーナが勝ち点4、得失点差でオーストラリアを3上回り、2位通過となった。
なお、15大会連続のGL突破を果たしたドイツは、27日にイングランドと対戦。一方、2大会連続の決勝トーナメント進出を果たしたガーナは、26日にアメリカと対戦する。
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(文 宝田雅樹)