beacon

シュート17本も新潟5連勝ならず

このエントリーをはてなブックマークに追加
[7.17 J1第13節 新潟 1-1 C大阪 東北電ス]

 4連勝中のアルビレックス新潟と3連勝のセレッソ大阪との一戦は1-1で引き分け。特に新潟は相手の倍以上となるシュート17本を放ったが、勝ち越すことができなかった。

 試合は前半44分、MF乾貴士の右CKをニアサイドのFWアドリアーノが頭で合わせてC大阪が先制。新潟は後半、チーム得点王のFWチョ・ヨンチョルが再三決定的な場面を迎えるがC大阪GKキム・ジンヒョンのビッグセーブにあうなど同点に追いつくことができない。それでも11分、ゴール正面左寄りの位置で得たFKからMFマルシオ・リシャルデスが右足を振りぬくと、DFに当たって舞い上がったボールはそのままゴールへと吸い込まれた。運動量で上回る新潟はその後も勝ち越しゴールを目指して攻め込んだが、2点目を奪うことができなかった。

 新潟によると黒崎久志監督は「試合はセレッソさんが1試合水曜日に公式戦を行っていて、新潟は初めての試合だったこともあり、立ち上がり、試合勘や試合に対する慣れの部分で差があったのですが、後半は徐々に持ち直してチャンスを作ることができました。結果としてはマルシオのセットプレーだけではありましたが、決定的な場面も作れたのですが決め切れず、流れに最後まで乗りきれなかったところがありました。5連勝ができず、残念な部分はあるのですが、後半のような戦い方を続けていくことが大事なのではと思います」と連勝ストップにも納得の様子だった。

(文 吉田太郎)

TOP