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3戦連発の藤本が得点ランク3位タイに、「設定まであと2点」

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[8.7 J1第17節 清水2-1鹿島 アウスタ]

 清水エスパルスのFW藤本淳吾が今季通算8得点とし、得点ランキングでも3位タイに浮上した。「勝つことしか考えていなかった」という背番号10は前半37分のPKも冷静にゴール右に決め、先制点。「落ち着いて蹴ることができた」と、3試合連続のゴールを奪った。

 今季8得点はFW岡崎慎司と並ぶチームトップタイの数字。FWヨンセンも7得点と、3トップで計23得点を量産している。「一応の設定まで、あと2点なので」。目標の2ケタゴールも見えてきた藤本には長谷川健太監督から「15点はいけるな」とさらなるゲキも飛ぶ。「とりあえず、いけるところまで。まだ半分あるので」と貪欲にゴールを狙っていくつもりだ。

 首位攻防戦を制し、3連勝で3週間ぶりに首位を奪回した。中断明け初戦は磐田と0-0で引き分けたが、その後の4試合で計14得点。好調な攻撃陣のキーマンが藤本だ。「まだあと10何試合もある。ずっと首位にいられればいいけど、1試合1試合難しい試合がある。鹿島に勝ったからといって、もちろん自信は大事だけど、反省するところは反省していきたい」と、首位ターンにも冷静に話していた。

<写真>前半37分、PKから先制点を決める藤本
(取材・文 西山紘平)

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