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川口が今季初先発。大怪我から11カ月ぶりに復帰!

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[8.7 J1第17節 山形1-0磐田 NDスタ]

 ジュビロ磐田の日本代表GK川口能活が山形戦で今季初先発。右すねを骨折した昨年9月19日の京都戦以来、約11カ月ぶりにピッチに帰ってきた。

 磐田は試合内容こそ悪くはないが、この日まで4戦白星なし(2分け2敗)と苦しんでいた。そんな流れを断ち切るために、15日で35歳となり、W杯を4大会連続で経験&今大会は精神的支柱としてチームキャプテンを任された守護神が抜擢された。プレー自体はまずまずだったが、結果は0-1の敗戦。勝ち点3を5試合連続で逃し、暫定14位に後退した。

 磐田によると、川口は「ホテルから出発してウォーミングアップに入るまで少し緊張していました。キックオフの時は落ち着いてピッチに立てたと思います。怪我から復帰してJリーグの舞台に久しぶりに戻ってこられたことは嬉しいですが、やはり勝ちたかった」と悔しさをにじませた。

 だが、川口の不屈の精神は健在。「サポーターの皆さんはじめ、家族そして支えてくれた全ての人のお陰で戻ってこられました。チームを勝たせるために、これからもっともっと頑張ります。ようやくスタート地点だと思っています。一試合一試合、全身全霊で頑張っていきます」と決意を新たにしていた。

(文 近藤安弘)

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