[8.7 J1第17節 広島0-2G大阪 広島ビ]

　ガンバ大阪がサンフレッチェ広島を2-0で下し3連勝。暫定ながら6位に浮上した。広島のシュート14本に対し、G大阪は6本と押し込まれたが、勝利に貢献したのは3試合連続ゴールを決めた元日本代表MF橋本英郎だ。

　前半22分、DF安田理大の左クロスに走り込み、滑り込みながら右足で先制点を決めた。その4分後、G大阪はFW平井将生が左サイドを突破して低いクロスを入れると、これが広島DF槙野智章のオウンゴールを誘発。少ないチャンスをものにしてゴールを奪った。

　その後は広島の猛攻を受け、防戦一方となった。だが、橋本の守備面での貢献もあり、逃げ切りに成功した。スポーツニッポンによると、橋本は「3戦連発は初めて。気持ちいいですね。このまま続けて10ゴールまでいきたい」と意気込んだ。西野朗監督も「攻撃だけでなく、守備とのバランスが取れる選手としていいパフォーマンスをしている」と高く評価した。

(文　近藤安弘)