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G大阪、橋本の4戦連発&平井弾で4連勝。首位と8差の暫定4位

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[8.14 J1第18節 仙台1-3G大阪 ユアスタ]
 ガンバ大阪が敵地で仙台を3-1で下し、2007年以来3年ぶりの4連勝で暫定4位に浮上した。前半21分にDF中澤聡太が先制弾を決めたが、後半24分に仙台DF菅井直樹に同点とされた。しかし、いぶし銀と若きエースが奮闘した。
 1-1で迎えた後半17分、「二川から必ず来ると思っていた」という元日本代表MF橋本英郎が、MF二川孝広のパスから巧みなトラップでDFを交わして右足シュート。守備的な選手ながら4試合連続ゴールで勝ち越しに導いた。
 押せ押せムードになり、後半33分にはFW平井将生が遠藤の縦パスから豪快な右足シュート。ゴール右上隅に突き刺す華麗な一撃は試合を決める3点目になったとともに、得点ランクトップタイ(他ケネディ)に並ぶ今季10ゴール目だった。スポーツニッポンによると平井は「自分の点で試合の流れを持ってこられた」と誇らしげだったという。
 開幕から5戦勝ち星なしと出遅れたG大阪だが、暫定4位に浮上。首位の名古屋に勝点8差に迫った。この日、中堅の中澤、ベテランの橋本、若手の平井が得点したように、チームがかみ合ってきている。このまま一気に波に乗り、上位を切り崩しにかかる。
(文 近藤安弘)

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