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C大阪は3試合連続無失点で5位浮上

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[8.15 J1第18節 京都0-1C大阪 西京極]

 セレッソ大阪が敵地で京都サンガF.C.を1-0で下し、5位へと浮上した。前半戦リーグ最少タイの17失点だった守備陣はこれで3試合連続となる無失点。J1復帰1年目ながら勝ち点27を積み上げ、堂々の6位で前半戦を折り返した勢いは後半戦も止まりそうにない。

 今季7試合目となる無失点試合。ただ決して楽な展開ではなかった。前半10分にDF上本大海が京都FWドゥトラと接触し、左足を負傷するアクシデント。上本はその後、一旦ピッチへと戻るも、同15分に再び同箇所を痛めて負傷交代してしまう。

 しかし、上本に代わって入ったDF藤本康太が最終ラインで奮闘をみせ、同34分には京都MF加藤弘堅にフリーでグラウンダーのシュートを打たれたものの、昨シーズンまで京都に所属していたGK松井謙弥がしっかりセーブ。アクシデントをものともせずに無失点で試合を進める。
 
 そして0-0で迎えた後半35分、左サイドのMF乾貴士からのパスを受けたFW家長昭博がPA内へと切れ込むと、左足で強烈なゴール。この1点を守ったC大阪が1-0で勝った。
 
 C大阪のレヴィー・クルピ監督は試合後のテレビインタビューで「勝つためにいい集中力を持っていけば対戦相手に関わらず、いい結果が出る」とコメント。好調なチームに大きな手ごたえを感じているようだ。

 ここまで出場停止を除き、全試合に先発出場していた上本の負傷の状態は心配されるところ。だが、中2日でF東京、そして鹿島と続く強豪との連戦へ向け、弾みをつける白星獲得となった。

(文 片岡涼)

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