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代表でコンビ再結成へ、ドイツで活躍の香川に乾「俺も頑張らないと」

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[8.21 J1第20節 鹿島0-1C大阪 カシマ]

 昨季のJ2で、今季も中断期間に入るまでセレッソ大阪の名コンビとして数多くのゴールを量産してきたMF乾貴士とMF香川真司。今夏、ドルトムントへ移籍した香川は19日のELプレーオフで2得点を挙げるなどドイツの地で確固たる地位を確立しつつある。

 「(香川から)連絡は1回もないです」。笑いながらそう明かした乾だが、「新聞とか携帯サイトとかで情報は知ってる。(香川)真司が活躍しているのはうれしい。同い年だし、俺も頑張らないとなとは思います」と言った。海の向こうのライバルの活躍が刺激になっているのは間違いない。

 88年6月生まれの乾と89年3月生まれの香川。22歳と21歳という同学年のアタッカーは今後の日本サッカーを担っていく選手としても期待されている。日本代表で再び2人のコンビネーションを見たいと思っているファンも多いはずだ。

 「代表のことはあまり意識しないでやってます。もちろん、みんながそこを目指していると思うけど、まずはチームで活躍しないと意味ないですから」。後任監督がなかなか決まらない状況では、どんな選手が招集されるか分からない。それでも、好調なチームで確かな活躍を見せている乾が、まだ見ぬ新監督の目に留まる日もそう遠くないだろう。

<写真>C大阪MF乾(7番)
(取材・文 西山紘平)

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