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浦和が後半4得点で5試合ぶり勝利。エースが史上7人目の100得点

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[8.21 J1第20節 湘南1-4浦和 平塚]

 浦和レッズが後半に4ゴールを決める怒涛のゴールラッシュを見せて湘南に4-1勝利。5試合ぶりの勝ち点3をつかんだ。フィンケ監督は、腰付近に原因不明の違和感を訴えていたMF阿部勇樹を強行先発。この試合にかける思いが伝わってきたが、それがしっかりと形に現れた。

 前半こそ粘られて0-0で折り返したが、後半10分、左MFに入っていた宇賀神友弥の左クロスに、DFスピラノビッチがファーで合わせて先制すると、ここからゴールラッシュがスタートした。

 その7分後には途中出場のFWエスクデロ・セルヒオがPA左からミドル弾を決めて突き放す。さらにエースFWエジミウソンが後半33分と同34分にゴールを決めてダメを押した。

 エジミウソンのこの日の2点目は今季得点ランクトップタイに並ぶ通算10ゴール目のうえ、史上7人目となる通算100ゴール目だった。J1通算200試合出場という節目の一戦で大台に乗せた。

 今季で来日7年目となるエジミウソン。スポーツニッポンweb版によると、「家族や同僚のおかげ。今年は得点王を取りたい」と初の“ゴールデンブーツ賞”へ強い意欲を示した。

 浦和は次戦、28日に鹿島をホームに迎え撃つ。J再開後からここまで2勝1分け5敗と苦しむが、この日の湘南戦が浮上への起爆剤となるか。鹿島戦は上位へ食い込むための大事な試合となる。

(文 近藤安弘)

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