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G大阪は橋本が6戦連発も、6試合ぶりの黒星

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[8.22 J1第20節 名古屋3-1G大阪 瑞穂陸]

 ガンバ大阪は名古屋を相手に中盤を支配したが、決定力不足に泣いて1-3で6試合ぶりの敗戦となった。元日本代表MF橋本英郎が6戦連発で一時同点に追いついたが、相手の“飛び道具”に屈する形となった。

 前半6分にMF中村直志のスーパーロングシュートで先制を許したが、同17分に、ここまで5試合連続ゴール中だったMF橋本英朗が相手のクリアの小ささに乗じて左足を一閃。華麗なボレーで一時同点に追いついた。

 しかし、前半32分にはセットプレーから失点して勝ち越され、さらに後半24分にはクロスからケネディにヘディングシュートを決められた。マークについていたのが、188cmの中澤聡太で、まさに異次元の高さで決められてしまった。

 シュート数自体は名古屋の13本より多い19本で、決定機も多かっただけに悔やまれる。G大阪によると、西野朗監督は「点差ほど内容が悪いとは感じていません。ガンバもアグレッシブな部分が出せたと思います。前節に続いてスタートの10分、立ち上がりが良くなかった。早い時間帯からビハインドを追うのはこういうコンディションでは非常にキツい。再びリードされてからも1点が獲れれば、ひっくり返せる状況でもあったと思う」と決定力不足を嘆いた。

(文 近藤安弘)

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