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[Y☆voice_37]静岡学園MF大島僚太「自分が一番多くボールを触る。触らないとツマラナイから」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第37回は静岡学園高(静岡)のMF大島僚太選手(3年)です。技巧派軍団・SIZUGAKUの中でも最も実力者であることを意味するナンバー10。そのMFの現在の武器、そして高円宮杯への意欲とは?

―全国総体は怪我で出場することができなかった
「かなり悔しかったです。めっちゃアピールしたかった」

―敗れた桐光学園戦、外から試合を見た印象は?
「相手にはめられてかいくぐれなかった。それでも後半はディフェンスを外して静学らしいサッカーができていたと思う。決められるチャンスはゼロではなかったので決定力が課題だと思う」

―自分がピッチに入ればどう変えた
「自分が入れば、出足が遅かった分、まず声をかけて。そして中で動いてサイドにはめられることはなかった」

―敗れたショックは大きかった?
「桐光がヤマ場だと思っていてそこで勝とうという雰囲気があった。総体は今回が初出場だったけれど、出場に満足せずに優勝を目指していた。引きずっていてテンション下がっている人もいた。そこでの経験を無駄にしないように高円につなげようといっている。だから、総体でできなかったことを高円宮までに解決して通用するサッカーをしたい」

―現在考えている自分の武器とは?
「ドリブルが得意なんで、チャンス作ったり流れを変えるプレー。ここをもっと伸ばしたい」

―どのような部分で貢献を?
「自分もっと冷静な判断をして片方に寄ることなく、展開して守備でも貢献したい。昨年まではアシストの方がよかったけれどいまは自分で決めたい。最近は自分で取りたいという気持ちが強くなっているのでシュートを打てるところでは打っていく。そこが変わった」

―高円宮杯ではどのようなプレーを見てもらいたい?
「自分のドリブルを見てほしいですね。あとは自分がボールに触る回数が一番多くなるようにしたい。触っていないとつまらないですから」

(取材・文 吉田太郎)

連載:
「Youth star voice」
[高校サッカー]

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