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神戸指揮官「勝ち点35辺りでは危ない」

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[8.28 J1第21節 神戸 0-0 F東京 神戸ユ]

 W杯中断明け後の8試合でわずか1勝のFC東京と同2勝のヴィッセル神戸という波に乗り切れない両チームの一戦は、スコアレスドローに終わった。

 F東京FWリカルジーニョが左サイドを破って出したラストパスに反応したMF石川直宏がGKをかわし、MF中村北斗の右足ミドルがゴールを捉える。一方、神戸はMF朴康造のスルーパスで途中出場のFW我那覇和樹が抜け出し、ロスタイムにはDF石櫃洋祐のミドルシュートがゴールを襲った。だが神戸GK徳重健太、F東京GK権田修一の両守護神譲らず、ともに勝ちきることができなかった。

 勝ち点21で依然15位の神戸。クラブによると三浦俊也監督は「今日のほかのチームの結果はまだ聞いていませんので、今の時点では分かりませんけれど、簡単に言えば勝ち点40で残留は確定するでしょうし、35辺りでは危ないということは変わらないと思います。今の現状で順位というのは、こちらが勝ち点を取っていかなければ、そういったところにいくと思います」と危機感を口にしていた。

(文 吉田太郎)

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