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秋田監督初勝利も、リーグ戦17戦未勝利の京都がJFL相手に大苦戦

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[9.5 天皇杯2回戦 京都3-2(延長)佐川印刷SC 西京極]

 京都サンガF.C.が延長戦の末にJFL佐川印刷SCに3-2で逆転勝ちした。17試合連続で勝利から見放されているリーグ戦の悪い流れそのままに前半9分に先制点を許した。同31分にDF水本裕貴のゴールで追い付いたが、勝ち越し点を奪えず、1-1のまま延長戦に突入。延長前半2分に再び失点し、追い込まれたが、同12分にMFディエゴ、同ロスタイムにMF角田誠が立て続けにゴールを決め、からくも逆転した。

 7月28日の浦和戦(0-4)から指揮を執る秋田豊監督にとっては公式戦8試合目で待望の初白星。チームにとっても5月30日のナビスコ杯・名古屋戦(1-0)以来、98日ぶりの公式戦勝利となった。

 久々の勝利を最下位に低迷するリーグ戦につなげることができるか。クラブによると、秋田監督は「自信をなくしている今のチーム状況の中で、苦しみながらも勝ちをつかんだことはすごく大きかったと思う」と安堵しながらも「もっともっとやらなければならないことがあるとあらためて思い知らされたゲーム」と、格下相手の大苦戦に厳しい表情だった。

(文 西山紘平)

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