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0-2から一時同点も競り負け、湘南は9試合勝ちなし

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[9.11 J1第22節 磐田3-2湘南 ヤマハ]

 降格圏内の17位に低迷する湘南ベルマーレは0-2から一時は同点に追い付きながら、終盤に決勝点を許し、9試合連続勝ちなし(2分7敗)となった。

 MFエメルソンを出場停止で欠いた試合は、前半に2点を奪われる苦しい展開。前半44分にMF坂本紘司のPKで1点を返したが、後半に入ってもなかなかチャンスをつくれなかった。

 それでも1-2の後半26分にFWヴァウドを投入すると、何度かサイドから好機をつくり、同31分にはヴァウドの右クロスにFW阿部吉朗が合わせて同点に追い付いた。ところが、その後は守備の甘さが出て、再び失点。勝ち点を挙げることはできなかった。

 前節終了時点で残留圏まで勝ち点7差の状況で迎えた一戦。勝ち点差をつめることができず、試合後のインタビューで反町康治監督は「ジュビロのクロス対策を練習してきたはずなのに……。相手が上手いのか、我々の力が足りなかったのか」と苦悶の表情だった。

(取材・文 片岡涼)

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