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柏木の13試合ぶりゴールなどで浦和がホームで143日ぶり勝利

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[9.25 J1第24節 浦和2-0新潟 埼スタ]

 浦和レッズアルビレックス新潟に2-0で快勝し、ホームの埼玉スタジアムでは5月5日の名古屋戦(2-1)以来、実に143日ぶりとなる勝ち点3を手に入れた。

 前半15分にDFスピラノビッチが負傷交代するアクシデントに見舞われながらも、急きょ投入されたDF坪井慶介が奮闘。前半46分にはMF柏木陽介がPA手前正面から豪快なミドルシュートを突き刺し、先制点を奪った。

 後半に入っても浦和の勢いは止まらない。途中出場のDF岡本拓也やFWエスクデロ・セルヒオらがチャンスをつくると、後半36分にはFW田中達也が右サイドをドリブル突破。パスを受けた岡本が倒れ込みながらエスクデロへつなぎ、しっかりと逆のサイドネットへ叩き込んだ。

 柏木の13試合ぶり今季3点目となる先制点に、4試合ぶりに負傷から復帰したエスクデロの追加点で手にした約5ヵ月ぶりのホームでの白星。フォルカー・フィンケ監督は試合後のインタビューで「継続してきたものをようやく見せることができた」と満足げな表情で話していた。

 FWミシェウ、MFマルシオ・リシャルデスという攻撃の要2人を負傷で欠いた新潟は最後までゴールを奪えず、これでFW矢野貴章の移籍後、4試合勝利なし(1分3敗)。順位も9位に後退し、ACL圏内が遠のいてきた。

(文 片岡涼)

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