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前田の3戦連発弾で磐田が3連勝、17位京都は3戦ぶり黒星

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[9.25 J1第24節 京都0-1磐田 西京極]

 ジュビロ磐田はFW前田遼一の3戦連発となる先制ゴールを守り切り、京都サンガF.C.に1-0で勝って3連勝を飾った。

 前半3分、右クロスのこぼれ球を拾った前田が右足で押し込み、幸先良く先制点を奪う。同21分には、前田からのパスを受けたFWジウシーニョがドリブル突破を仕掛け、GKとの1対1に持ち込んだが、シュートはGK守田達弥の好セーブに阻まれた。

 1点リードで折り返した後半も磐田が攻め続ける。後半11分、MF船谷圭祐の左CKに前田が頭で合わせるが、惜しくもクロスバーの上。その後もMF菅沼実、MF成岡翔ら攻撃的な選手を次々とピッチへ送り込み、追加点こそ奪えなかったが、危なげなく1-0で逃げ切った。

 3戦連発計4得点の前田は今季通算12得点とし、得点ランキングトップのFWケネディ(名古屋)と1点差の単独2位。チームも3連勝と波に乗っており、試合後のインタビューでは「みんなが一丸となって同じ考えで戦っているから」と、好調の要因を語っていた。

 一方、DF郭泰輝、DF森下俊の2人を出場停止で欠いた京都は最少失点に食い止めたが、攻撃陣が不発に終わり、3試合ぶりの黒星。残留圏内の15位神戸とは勝ち点8差に広がった。

(文 片岡涼)

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