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C大阪は痛恨のスコアレスドローで4位後退

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[9.25 J1第24節 神戸0-0C大阪 ホームズ]

 3位セレッソ大阪は15位ヴィッセル神戸とスコアレスドローに終わり、3試合勝利なし(2分け1敗)となった。下位相手に勝ち点3を逃し、G大阪に抜かれて順位も4位に後退した。

 FWアドリアーノを出場停止で欠いた攻撃陣はミドルシュートばかりの単調な攻撃を繰り返した。代わって7試合ぶりに先発したFW播戸竜二も不発。前半41分、MFマルチネスの直接FKは壁を上手くブラインドに使って枠を捉えたが、GK徳重健太の好セーブに阻まれた。

 0-0で折り返した後半8分にはMF清武弘嗣が強烈なミドルシュートを狙うが、これもGKの正面。同28分にはU-19日本代表FW永井龍がピッチに入り、リーグ戦デビューを果たしたが、チャンスをつくることはできなかった。

 C大阪によるとMF乾貴士は「もったいないという気持ちもありますし、セレッソが良くなかったので仕方ないです。攻撃に関してはリズムも何もないし、崩してもいないし」と悔しさをのぞかせた。

 優勝争いに踏みとどまるには何としても勝ち点3が欲しい試合だった。痛恨のドローで、首位・名古屋との勝ち点差は10に広がった。次節・新潟戦はアドリアーノに加えてFW家長昭博も出場停止。攻撃の要2人を欠き、正念場の一戦となる。

(文 片岡涼)

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