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最近5試合で1得点の神戸、和田監督就任後2戦連続ドロー

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[9.25 J1第24節 神戸0-0C大阪 ホームズ]

 15位ヴィッセル神戸はC大阪と0-0で引き分け、和田昌裕監督就任後、2試合連続ドローとなった。和田新体制になって初のホーム戦。なんとか3試合ぶりの無失点にしのいだが、最近5試合で4度目の無得点に終わり、7試合連続白星なし(5分2敗)となった。

 立ち上がりから立て続けにFKのチャンスを得たが、前半9分のMFポポの直接FKはポストを直撃。その後もFW茂木弘人が積極的にミドルシュートを狙っていくが、枠を捉えることはできなかった。

 0-0の後半17分にはFW我那覇和樹を投入。同24分には茂木からのパスを受けた我那覇がシュートを打ったが、GKに阻まれた。同29分にはFWイ・ジェミンをピッチへ送るが、同44分のDF石櫃洋祐のシュートもゴール上へ外れ、最後までゴールを奪えなかった。

 神戸によると、和田監督は試合後「(監督が)私に代わって2週間ですけれども、選手は本当に前向きに捉えてくれて、全体的に良い方向に修正できているかなという印象です」と、3位C大阪相手のドローを前向きに捉えていたが、降格圏の16位F東京との差を広げるチャンスで勝ち点1を上積みするにとどまった。14位大宮との差が勝ち点4に広がった一方、F東京とは勝ち点2差。15位の座を懸けた残留争いは一騎打ちの様相を呈してきた。

(文 片岡涼)

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