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[AFC U-19選手権]U-19日本代表、UAE戦後のコメント

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[10・4 AFC U-19選手権GL第1戦 U-19日本代表 2-1 U-19 UAE代表 中国]

 11年U-20W杯の出場権をかけたAFC U-19選手権が中国で開幕。大会2日目の4日、U-19日本代表はグループリーグC組初戦で前回大会優勝のU-19 UAE代表と戦い、後半ロスタイムにFW指宿洋史(CEサバデルFC)が決めた決勝ゴールにより2-1で競り勝った。日本は6日のグループリーグ第2戦でU-19ベトナム代表と対戦する。
 以下、日本サッカー協会発表のU-19日本代表監督・選手コメント

布啓一郎監督
「初戦で相手がUAEという力があるチームでしたので、苦しい戦いは覚悟していました。短いリーグ戦の中で、勝ち点3をとることが出来たのが、一番の収穫だと思います」

―今日のスタメンについて
「短い期間の大会なので、11人ではなくて、23人で戦うと考えています。UAEは力があるチームでしたので、選手を変えながら、23人全員で戦いました」

―次の試合に向けては?ベトナムについてはいかがですか?
「ベトナムの情報はないので、この後の試合を見てから考えたいです。相手どうこうではなく、日本のよさを出して戦いたいと思っています」

●MF菊池大介(草津)
―前半は苦しい展開だったと思います。
「ミスが先に起こってしまい、それで慌ててしまった面もあると思います。初戦だったので、みんな硬かったと思います。そういう意味では、この初戦を勝って、次に臨めることは、硬さも取れていい状況だと思います」

―初戦の硬さは取れましたか?
「はい。後半途中からは徐々に取れてきました。苦しかったですけど、これを勝てたので、次に比較的リラックスした気持ちで、試合に入れると思います」

●FW指宿洋史(CEサバデルFC)
―硬さが見られましたが。
「そうですね。我慢の時間が多かったのは事実ですし、ただ今日重要なのは勝つことなので。内容はワールドカップのスペイン代表も初戦は負けているので、徐々に徐々に大会の中でみんなで作っていくことが出来れば、まだまだ間に合うと思います。特に問題視することもないですし、すべてポジティブに捉えていきたいと思います。
 僕はどちらかというと背後を狙う選手ではないですし、普段もワントップでやっているので、縦関係のほうがやりやすいです。でも、それは監督が決めることで、自分があわせるべきなので、問題はありません。結果だけを見れば後半のほうが内容が良かったように見えますが、前半はみんな若干力んでいましたし、後半は硬さが取れたこともあるので、前半が悪かったというわけではありません」

―この勝利をどう繋げていきたいですか?
「次も勝って、早く決勝トーナメント進出を決めたいですね」

●MF酒井高徳(新潟)
―中盤が少し間延びしているように感じましたが。
「そうですね、DFラインからコンパクトにすることと、ボールを奪った後に、もっと中盤の選手がFWに近い位置にサポートしてあげないと、FWにボールが入ったときも孤立してしまうので、僕ら中盤の4人がもっと攻守の切り替えを早くして、前にサポートしてあげられたらと思います。それが日本のよさでもあるので」

―前半はあまりビルドアップがうまくいっていませんでした。
「正直言うと、珍しいくらいボールが回らなかったので、自分たちも混乱してしまった。守備の部分では、しっかりチャレンジとカバーもしていたし、中盤が戻って挟み込んでボールを取っているシーンもあったので、そこをブレずに最後まで戦ったことが、この結果につながったと思います」

(文 吉田太郎)

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