第88回関西学生サッカーリーグ・後期リーグ戦の第2節が2、3日に各地で行われた。首位・阪南大は棚橋雄介(4年=東福岡高)と井上翔太(3年=東福岡高)が2ゴールずつ決めた活躍もあり、甲南大相手に5-0で圧勝。依然として首位をキープしている。2位同志社大、3位近畿大が今節でともに勝ちきれなかったため、下との勝ち点差も11に開いた。
　
　一方、2位の同志社大は最下位の関西国際大相手に1-2で敗戦すると3位に転落。全日本大学選抜のMF東矢尚仁(3年=国見高)が先制点を獲得するが、逆転されてしまった。関西国際大にとってはこれが後期リーグ初の白星。今季2度目の勝ち点3獲得となり、最下位を脱出した。前節終了時には3位だった近畿大は今節で9位大阪産業大と1-1で引き分けたが、同志社大の敗戦により、勝ち点25で並ぶと得失点差で順位を一つ上げている。

　また、得点ランキングでは今節も2ゴールの活躍をみせた阪南大のFW井上翔太(3年=東福岡高)が計11得点となり、立命館大のFW坂本一輝(2年=野洲高)(全日本大学選抜)に並びトップタイに躍り出た。


[後期リーグ]
【1部第2節】(10月2日)
[山城総合運動公園]
立命館大 0-1 大阪学院大
[大]尾泉大樹(21分)

同志社大 1-2 関西国際大
[同]東矢尚仁(33分)
[関]呉島竜希(70分=補・梶本有三)、蔵田岬平(74分=補・呉島竜希)

(10月3日)
[金鳥スタジアム]
関西大 1-0 びわこ成蹊スポーツ大
[関]保手濱直樹(90分+3)

阪南大 5-0 甲南大
[阪]泉澤仁(13分)、棚橋雄介2(54分=補・井上翔太、90分+2=補・井手口正昭)、井上翔太2(63分=補・棚橋雄介、73分=補・泉澤仁&可児壮隆)

[堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンター]
桃山学院大 1-2 関西学院大
[桃]中東優治(84分=補・齋藤達也)
[関]山内一樹(65分=補・梶川諒太)、浦島彰洋(90分+2=補・渡辺毅仁)

近畿大 1-1 大阪産業大
[近]宮本宗弥(24分=補・北野雅寛)
[大]橘章斗(76分)


■順位表(第2節終了時)
1.阪南大(36)+38
2.近畿大(25)+12
3.同志社大(25)+10
4.関西大(24)+13
5.立命館大(22)+9
6.関西学院大(21)+1
7.桃山学院大(20)+5
8.びわこ成蹊スポーツ大(15)-8
9.大阪学院大(12)-8
10.大阪産業大(11)-10
11.関西国際大(7)-30
12.甲南大(4)-31


【2部・後期第2節】(10月3日)
Aブロック
大阪体育大 7-0 太成学院大
京都産業大 5-0 摂南大
大阪経済大 8-0 大阪大
龍谷大 1-4 神戸国際大
奈良産業大 2-1 神戸大

Bブロック
姫路獨協大 7-1 関西外語大
大阪商業大 3-3 神戸学院大
天理大 0-0 大阪市立大
大阪教育大 1-1 大阪大谷大
京都学園大 7-1 四天王寺大

(文　片岡涼)

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