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岩政が公式戦2戦連続ヘッド弾、鹿島が順当16強入り

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[10.9 天皇杯3回戦 鹿島2-1熊本 カシマ]

 鹿島アントラーズロアッソ熊本に2-1で競り勝ち、順当に4回戦へ駒を進めた。前半14分、FW興梠慎三のポストプレーからMFフェリペ・ガブリエルが絶妙なスルーパスを送ると、これに反応したFWマルキーニョスがGK南雄太もかわして先制点。同26分にカウンターからDF福王忠世に同点ゴールを決められたが、前半ロスタイム、MF野沢拓也の右CKにDF岩政大樹がニアサイドから豪快なヘディングシュートを叩き込み、2-1と再び勝ち越した。

 結局、2日の清水戦(1-1)に続く岩政の公式戦2戦連発弾が決勝点に。後半は熊本のシュートを0本に抑え、危なげなく逃げ切った。クラブによると、岩政は「引かれた相手に対しては、セットプレーで点を取らないと難しい。セットプレーから点を取れて試合運びが楽になった」とコメント。日本代表DF伊野波雅彦が不在の中、攻守に存在感を発揮した。

  11月17日の4回戦の相手はC大阪に決まった。今季リーグ戦で2戦2敗の因縁の相手となったが、オリヴェイラ監督は「試合まで40日近くある。次の天皇杯までの間はリーグ戦に集中して取り組んでいきたい」と、まずは逆転優勝を目指すリーグ戦に照準を絞っていた。

(文 西山紘平)

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