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宇賀神が公式戦7試合ぶり復帰も、田中達也が負傷交代

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[10.16 J1第26節 浦和2-0C大阪 埼玉]

 浦和レッズのDF宇賀神友弥が8月28日の鹿島戦(1-1)以来、公式戦7試合ぶりの復帰を果たした。左ふくらはぎ肉離れ、左足首捻挫と相次ぐ故障で離脱を余儀なくされていたが、後半21分にDFサヌに代わって途中出場。同34分にはMF原口元気のダメ押しゴールもアシストした。

 自分が離脱している間にチームが連勝を飾るなど好調だっただけに「自分としては怖かった。エジ(エジミウソン)には『戻ってくるな』と冗談で言われていたけど、内心はビビってた。自分が入って連勝が止まったらどうしようって」と苦笑い。とはいえ、「コンディションはまだ6、7割」という“試運転”を済ませ、手応えは得た。次節23日の磐田戦はサヌが累積警告で出場停止。「まずはケガをしないようにして、そこからコンディションを上げて、次はスタートから行きたい」と、磐田戦での先発復帰を見据えていた。

 11日の天皇杯3回戦・徳島戦に先発したMF高橋峻希もリーグ戦3試合ぶりの復帰を果たすなど徐々に故障者が戻ってくる中、今度はFW田中達也が前半途中に負傷交代した。前半16分にDF上本大海と交錯した際に右ひざを負傷。しばらくはプレーを続けたが、同24分に交代を余儀なくされた。

 試合後、右足を引きずりながらミックスゾーンに姿を見せた田中は「(症状は)まだ分からないです」と話すにとどまった。今後、検査を受ける見通しだが、トップ下のポジションではMFポンテやMF山田直輝も離脱中なだけに状態が心配される。

<写真>7試合ぶりの出場を果たした浦和DF宇賀神
(取材・文 西山紘平)

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