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[Y☆voice_53]藤枝明誠MF原口祐次郎「最後という危機感をもってやる」

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 高校年代の注目選手にその時どきの課題や目標について聞く連載企画「Youth star voice」。第53回は昨年度の全国高校サッカー選手権と全日本ユース(U-18)選手権で8強入りした強豪、藤枝明誠高(静岡)のMF原口祐次郎主将(3年)です。昨年、唯一の2年生レギュラーだったMFはSBS杯国際ユースサッカーで静岡ユース(静岡県高校選抜)の10番を背負い、攻守に奮闘、最後の大会となる高校選手権への意気込みとは?

―SBS杯を振り返って
「守備しかしていないし、スペイン戦は相手のプレッシャーが速くてボールも受けたくないくらいだった。今まで経験したことがないくらいのプレッシャー。同じ年とは思えなかった」

―海外の選手との差と感じた部分は
「トラップ、パスが違ったし、プレススピードも速かった。ガーナ戦の時はまだできた部分があったけれど、スペイン戦は何もできなかった」

―通用したと感じた部分は
「技術的な部分、特にガーナ戦は足元がよくて、ここでは通用していたと思う」

―選手権へ向けて
「チームは段々よくなっている。調子上がっている。今年は自分が引っ張っていかないといけない。経験ない人に自分が伝えていきたい。最後という危機感を持って、勝ちたいという気持ちをしっかり出したい」

(取材・文 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010
連載:
「Youth star voice」

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