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李が5戦連続弾!!広島が3発快勝で8戦負けなし

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[10.24 J1第27節 広島3-0湘南 広島ビ]

 9位サンフレッチェ広島はFW李忠成の5戦連発弾などで最下位湘南ベルマーレに3-0で快勝し、7位に順位を上げた。

 またこの男だ。前半43分、MF森崎浩司のシュートをGKが弾いたところに李が詰め、ヘディングで先制点。右肩を手術したFW佐藤寿人の離脱を受け、先発に定着した李が5戦連発計6得点目となるゴールを挙げ、チームを勢い付けた。
 
 1点リードで折り返した後半4分、DF槙野智章のミドルシュートはクロスバーを直撃。同15分にはMF山岸智がPA外左から右足でシュートを放つが、これもゴールポストに阻まれた。

 惜しいシーンの連続で、なかなか追加点を奪うことができなかったが、後半30分、右クロスをファーサイドの槙野がヘディングで折り返すと、最後はMF高萩洋次郎が頭で押し込み、2-0。試合終了間際のロスタイム3分にはMFミキッチのパスに抜け出したFW山崎雅人が左足でグラウンダーのシュートを決め、ダメを押した。

 広島によると、ペトロヴィッチ監督は試合後「終わりよければすべてよしだ。もし今日の試合が0-0で終わっていたら、多くの人に相手チームはよくサンフレッチェのことを研究していたと言われただろう。我々は今日の試合もいつも通りのサンフレッチェのサッカーをした」とコメントした。

 これで8試合負けなし(4勝4分)。李の勢いはとどまるところを知らず、負傷から復帰2戦目となった山崎も8試合ぶりのゴールを挙げるなど調子は上向いている。佐藤も練習合流を果たしており、実戦復帰間近だ。11月3日のナビスコ杯決勝・磐田戦へ、広島が盤石の態勢を整えつつある。

(文 片岡涼)

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