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浦和は痛恨の連敗でACL出場権争いから脱落

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[10.30 J1第28節 浦和0-1山形 埼玉]

 前節の磐田戦で9試合ぶりの敗戦を喫した浦和レッズは零封負けで痛恨の2連敗となった。3位G大阪も敗れたため、ACL圏内までの勝ち点差は8で変わらなかったが、残りは6試合。試合後のインタビューでフォルカー・フィンケ監督が「ACL出場権を獲得したい。そういう意味では天皇杯も大事な大会」と話すなど、リーグ戦での3位以内確保は厳しい状況となってきた。

 前半17分、MF柏木陽介のFKに合わせたFWエスクデロ・セルヒオのヘディングシュートはGKの好セーブに阻まれる。後半開始からMF宇賀神友弥に代えてMF高橋峻希を投入。後半23分には高橋のインターセプトからチャンスをつくり、高橋のラストパスを受けたFWエジミウソンがシュートを狙ったが、DFが体を張って防いだ。

 すると、後半36分、セットプレーから痛恨の失点。同41分、DF平川忠亮に代えてMF梅崎司をピッチに送り込み、攻撃の枚数を増やしたが、同42分の梅崎のボレーシュートも枠を捉え切れなかった。

 22本のシュートを放ち、13本のCKを獲得しながら1点を奪えず、零封負け。フィンケ監督は「ボールを回しながらゴールが決まらない時間が続くと、セットプレーで失点を食らうことはよくある」と憮然とした表情だった。

(文 西山紘平)

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