第89回全国高校サッカー選手権愛媛県大会は30日、準決勝を行い、宇和島東と松山工が決勝へ進出した。

　今夏の全国総体で1勝を挙げている宇和島東は今治東に2点リードを許す苦しい展開。だが読売新聞地方版によると、試合終了間際に追いついた宇和島東は延長前半5分、全国総体優秀選手のFW有馬潤(3年)が決勝点を奪い3-2で競り勝った。宇和島東の山本光生監督は「劣勢でもあわてず、選手は成長した。この勢いで決勝を勝ちたい」と話したという。

　また昨年決勝の再戦となった松山工対松山北は松山工が1-0で勝利。松山北の連覇は2でストップした。

　1959年以来51年ぶりの全国出場を目指す宇和島東と5年ぶりの優勝を狙う松山工との決勝は11月6日、愛媛県総合運動公園球技場で開催される。

【愛媛】
[準決勝]
宇和島東 3-2 今治東
松山工 1-0 松山北

(文　吉田太郎)

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【特設】高校選手権2010