beacon

[選手権]インハイ全国4強の桐光学園が県8強で敗退!!:神奈川

このエントリーをはてなブックマークに追加

 全国高校総体4強の桐光学園が県大会で姿消す――。第89回全国高校サッカー選手権神奈川県大会は31日、準々決勝を行った。
 
 2年ぶり6回目の優勝を目指した桐光学園は、03年以来となる復活Vを狙う桐蔭学園と対戦。川崎フロンターレ加入内定のCB福森晃斗(3年)を中心とした守りで相手に得点を与えなかった桐光学園だったが、15本のシュートが実らず0-0でPK戦へと持ち込まれてしまう。そしてPK戦6人目を桐蔭学園GK三本松優(3年)に止められてしまった桐光学園に対し、桐蔭学園は1人目のMF泉宗太郎(3年)から6人目のDF西村未来(3年)まで6人全員が成功。全国大会でも優勝候補に挙げられると見られていた桐光学園は5-6で敗れ、敗退が決まった。

 その他、昨年優勝の武相は前半の失点を取り戻すことができず、向上に0-1で敗戦。07年優勝の日大藤沢は後半18分に2年生FW本澤康光が決めた決勝ゴールにより、湘南工科大附に1-0で勝った。また座間対厚木北は延長戦の末、2-1で座間が勝利している。

 準決勝は11月7日、等々力陸上競技場で桐蔭学園対日大藤沢戦、向上対座間戦の2試合が開催される。
 
【神奈川】
[準々決勝]
桐光学園 0-0(PK5-6)桐蔭学園
日大藤沢 1-0 湘南工科大附
向上 1-0 武相
座間 2-1(延長)厚木北

<写真>桐光学園対桐蔭学園。PK戦6人目、勝利を決めるPKを成功した桐蔭学園DF西村が歓喜のダッシュ。後方は敗退が決まり呆然とする桐光学園イレブン
(取材・文 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

TOP