beacon

[選手権]聖和学園の初Vか、それとも宮城県工の3年ぶりVか:宮城

このエントリーをはてなブックマークに追加
 第89回全国高校サッカー選手権宮城県大会準決勝が3日、仙台市のユアテックスタジアム仙台で行われ、今夏の全国高校総体出場の聖和学園と昨年準優勝の宮城県工が決勝進出した。聖和学園にとって初、宮城県工にとっては3年ぶり8回目の優勝を懸けた決勝は6日にユアテックスタジアム仙台で開催される。

 河北新報によると聖和学園は前半19分に斉藤恵のゴールで先制すると、その後も門田の2ゴールなどで後半13分までに4点をリード。利府は試合終盤に2点を返したが及ばず、聖和学園が4-2で勝った。2得点の門田は「チームも自分もいい流れでここまで来ている。決勝ではゴールはもちろん、ポストプレーやボールキープでも勝利に貢献したい」と決勝での活躍を誓った。

 3連覇を目指す東北を破った仙台育英と宮城県工との一戦は0-0でPK戦へ突入。ここで大活躍を見せたのが宮城県工の2年生守護神・山田真。7人目までもつれ込んだPK戦でシュート3本をストップし、5-4の勝利をもたらした。ヒーローは「何も覚えていない。勝った瞬間、ようやく我に返った」と振り返り、決勝へ向けて「しっかり声を出してコーチングする。PK戦になっても止める」と意気込んだという。

【宮城】
[準決勝]
聖和学園 4-2 利府
[聖]斉藤恵、門田2、高橋
[利]千葉貴、庄子

宮城県工 0-0(PK5-4)仙台育英

(文 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

TOP