第89回全国高校サッカー選手権山形県大会準決勝が3日、天童市の山形県総合運動公園第2運動広場で行われ、3年ぶりの優勝を目指す羽黒と13年ぶりの優勝を狙う日大山形が決勝(7日、NDスタ)進出を決めた。

　山形新聞によると、羽黒はFW原啓太のゴールで2度のリードを奪ったが追いつかれPK戦へ突入。互いに譲らずキッカーが一巡した14人目、羽黒GK森竜人が先攻・山形東のシュートをセーブ、直後にFW孫成周が決めて死闘を11-10で制した。

　3連覇を狙う山形中央と対戦した日大山形は前半11分、DF佐藤将司のゴールで先制。後半にはMF鹿野智也の2ゴールなどで3点を加え4-0で快勝した。

【山形】
[準決勝]
羽黒 2-2(PK11-10)山形東
[羽]原啓太2(2、57分)
[山]斎藤大三(54分、61分)

日大山形 4-0 山形中央　
[日]佐藤将司(11分)、鹿野智也(50分、80分)、渋谷修太郎(69分)

(文　吉田太郎)

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【特設】高校選手権2010