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[選手権]31年ぶり決勝進出の桐蔭と大逆転勝利の初芝橋本が決戦へ:和歌山

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 第89回全国高校サッカー選手権和歌山県大会は6日、準決勝を行った。

 準々決勝で4連覇を狙った近大和歌山を破った桐蔭は、89年以来の全国出場を狙う和歌山工と対戦した。テレビ和歌山によると試合は前半31分に和田のゴールで和歌山工が先制。だが桐蔭は後半21分にDF中野のゴールで同点に追いつくと、1-1で突入した延長後半3分にFW福原が勝ち越しゴールを奪う。この後も右サイドからの折り返しをFW井上主将が頭で決め、桐蔭が3-1で勝利。79年以来31年ぶりの決勝進出を果たした。

 もう1試合、初芝橋本対和歌山北は前半30分、FW谷口のヘディングシュートで5年ぶりの優勝を狙う和歌山北が先制する。この1点をなかなか返せないでいた初芝橋本だが後半ロスタイム、安尾が起死回生の同点ゴール。さらにその直後、落胆する和歌山北から10番坂本が決勝ゴールを決め、大逆転した初芝橋本が2-1で決勝進出した。
 
 決勝は14日、紀三井寺陸上競技場で開催される。

【和歌山】
[準決勝]
桐蔭 3-1(延長)和歌山工
初芝橋本 2-1 和歌山北

(文 吉田太郎)

【特設】高校選手権2010
和歌山県大会特集

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