第89回全国高校サッカー選手権岡山県大会は7日、準決勝を行い、作陽と玉野光南が決勝へ進出した。作陽が勝てば6年連続19回目、玉野光南が勝てば6年ぶり7回目の全国大会出場となる決勝は14日、岡山市のKankoスタジアムで開催される。

　今夏の全国総体出場校で6連覇を目指す作陽は準決勝で初Vを狙う岡山龍谷と対戦。読売新聞地方版によると、先制された作陽は後半にMF岸田啓佑のヘディングシュートで同点に追いつくと、延長前半1分にMF増田一輝、同8分にはFW須藤翔大がゴールを破り3-1で競り勝った。

　一方、玉野光南は岡山学芸館と対戦。前半、MF福井隆真のミドルシュートで先制した玉野光南は後半に追いつかれたものの、試合終盤、MF山崎凌吾のアシストからMF吉井基が決めて2-1で決勝進出を決めた。

【岡山】
[準決勝]
作陽 3-1(延長)岡山龍谷
玉野光南 2-1 岡山学芸館

(文　吉田太郎)

---

【特設】高校選手権2010
岡山県大会特集