第89回全国高校サッカー選手権神奈川県大会は7日、川崎市の等々力陸上競技場で準決勝を行い、日大藤沢と座間が14日の決勝へ駒を進めた。

　3年前の優勝校・日大藤沢は、準々決勝で全国高校総体4強の桐光学園を破った桐蔭学園と対戦。神奈川新聞によると、日大藤沢は1-1で突入した延長前半7分、グラウンダーの右クロスに飛び込んだ10番MF関森悠斗(3年)が、GKをかわして決勝点。2-1で強豪撃破を果たした。

　また初の決勝進出を懸けた座間は向上と対戦。1-1で持ち込まれたPK戦でGK宇佐美輝主将(3年)が相手のシュート2本を止めて4-3で勝利した。昨年、武相が初優勝を果たした神奈川だが、再び初優勝校が生まれる可能性が出てきた。

【神奈川】
[準決勝]
桐蔭学園 1-2(延長)日大藤沢
向上 1-1(PK3-4)座間

(文　吉田太郎)

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