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[選手権]J注目エース2発!インハイ全国4強の西武台が逆転勝利:埼玉

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 第89回全国高校サッカー選手権埼玉県大会は7日、準々決勝を行った。準決勝は14日、西武台対武南、埼玉栄対正智深谷の2試合が行われる。

 ともに今夏の全国高校総体に出場した西武台と市立浦和との注目の一戦は、大宮アルディージャと柏レイソルが熱視線を送ると言われるFW清水慎太郎(3年)の2得点によって西武台が2-1で勝った。試合は前半5分、FW安藤朝陽(3年)のアシストからFW杉山哲士(2年)が決めて市立浦和が先制。だが、西武台は30分にMF阿部祐希(3年)のクロスから清水が頭で決めると、前半終了間際の39分にもMF中村聡一朗(3年)からのラストパスを再び清水が頭で決めて逆転勝ちした。

 4年ぶりの全国大会出場を目指す名門・武南は創部初の8強進出した越谷西と激突。越谷西はGK佐藤星汰(3年)中心に粘り強い守りを見せるが、武南は前半30分、エースFW河野直登(3年)のラストパスからMF相内竜哉(3年)が決めて先制。さらに相内のFKをMF橋本開(3年)が頭でゴールへと叩き込み2-0で勝った。

 日本代表GK川島永嗣の母校である浦和東対正智深谷との一戦は前半37分、セットプレーから浦和東DF島村貴大(3年)が先制ゴール。ただ正智深谷は試合終了間際の後半36分、MF内田航平(2年)のFKからMF田中聡(3年)が頭で押し込み、延長戦へと持ち込んだ。迎えた延長前半6分、正智深谷は再び内田のFKから今度は2年生FW野中来人が頭で決勝ゴール。2-1で勝った正智深谷が準決勝へ進出した。

 もう1試合の埼玉栄対川越南は0-0の後半2分、MF関口拓人(3年)のクロスをMFオルテガ・レオナルド・アグスティン(3年)が頭で落とし、最後はDF内田健吾(3年)が決めて埼玉栄が先制。さらに5分後には関口のクロスからオルテガが頭で決めて埼玉栄が2-0で勝利した。

【埼玉】
[準々決勝]
西武台 2-1 市立浦和
越谷西 0-2 武南
埼玉栄 2-0 川越南
正智深谷 2-1(延長)浦和東

(文 吉田太郎)

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