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[選手権]長期対外試合禁止処分も実力証明、徳島商が6発V4:徳島

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 第89回全国高校サッカー選手権徳島県大会は14日、徳島市球技場で決勝を行い、徳島商が富岡東に6-2で快勝。4年連続39回目となる全国大会出場を決めた。

 徳島商サッカー部は3月、チーム内の不祥事により、6ヵ月以上の対外試合禁止処分を受けた。今年は全国トップクラスの力を擁すると評価されていたが、プリンスリーグ(U-18)四国、総体予選は不参加。選手権がチームにとって唯一の全国をかけた舞台だった。迎えた決勝の対戦相手は初の全国大会出場を目指す富岡東。だが名門がその高い実力を決勝の舞台で証明する。

 徳島新聞によると、東主将が受験のために欠場した徳島商だがMF奥村を中心に攻めると前半8分、FW小巻の縦パスを受けたFW長尾がゴール前に抜け出し先制。その後も23分に小巻のCKを初スタメンの寺西が頭で合わせ2点目を奪うなど、前半だけで4点を奪った。さらに後半立ち上がりには佐伯が連続得点。富岡東は後半に福住が2点を返したが及ばなかった。

【徳島】
[決勝]
徳島商 6-2 富岡東

(文 吉田太郎)

【特設】高校選手権2010

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