第89回全国高校サッカー選手権群馬県大会は14日、準決勝を行った。
　
　今夏の全国総体予選を制している伊勢崎商と5連覇を狙う前橋育英との一戦は前橋育英が4-0で快勝した。前半こそ前橋育英GK横塚栄紀の好守もあり0-0で終えたが後半、前橋育英はMF湯川純平のループシュートでゴールをこじ開けられると、浦和レッズ加入内定のU-19日本代表MF小島秀仁主将が加点。その後も途中出場の飯沼壮貴、松井聖也が得点し、前橋育英が自力の差を見せ付けた。

　桐生一対常盤は前半1分に湯澤大佑が奪った先制ゴールなどにより桐生一が2-0で勝った。05年、07年と過去2度の全国高校総体出場を果たしている桐生一は初の選手権全国大会へ王手をかけた。

　決勝は20日、群馬県立サッカー・ラグビー場で開催される。

【群馬】
[準決勝]
前橋育英 4-0 伊勢崎商
桐生一 2-0 常盤

(文　吉田太郎)

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【特設】高校選手権2010