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[選手権]有力校主将に聞く「冬の日本一決定戦」:桐光学園FW菅原慶人主将

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 第89回全国高校サッカー選手権は予選大会真っ最中。昨年度の全国高校選手権、そして今年の全国各大会で好成績を残した有力校の主将から選手権へ向けたチームの状態、意気込みを聞いた。第6回は今年の全国高校総体で4強へ進出した桐光学園(神奈川)のFW菅原慶人主将(3年)。(※コメントは9月)

―三浦学苑戦は追いつかれて延長戦へ持ち込まれる苦しい試合になった
「練習でも綺麗にやりすぎていたところがあったので『泥臭く』が課題だと言われていた。引かれたときにその意識がなくて、あとしっかりつながないといけないと意識しすぎたばっかりに弱気のミスが多かった。前がかりで来た相手にしっかりと落ち着いてつなげれば。修正できなくてミスを増やしてしまった。リードした中でのサッカーも考えないと」

―インターハイ後に取り組んできたのは?
「ミスなくつなぐ部分とか練習ではできていたけれど、きょうは出せなかった。半分出せればバタバタしなかったかもしれない。でもきょうは3割くらいですね」

―個人的には選手権でこだわりは?
「個人的には厳しい中でも1点取れたのはよかった。インターハイではDFの福森や高橋のゴールで勝っていた。勝ったのはうれしかったけど苦しいときに取れなかった。FWとしてこのことは悔しかった。インターハイが終わって点を取ることを意識していた」

―準々決勝(10月末)は桐蔭学園
「きょうの試合を反省して精度をつけていければ。勝てない相手ではない。自分たちのプレーを出せれば勝てる自信はある」

[桐光学園の主要大会成績]
09年度高校選手権:神奈川県大会準優勝
10年度高校総体:全国4強
10年度全日本ユース選手権:出場せず

(取材・文 吉田太郎)

【特設】高校選手権2010

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