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G大阪、遠藤の1G1Aで浦和撃破!2位鹿島に勝ち点で並ぶ

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[11.20 J1第31節 浦和0-2G大阪 埼玉]

 3位ガンバ大阪が敵地の浦和戦に2-0快勝し、2位鹿島に勝ち点56で並んだ。得失点差1で追い抜くことはできなかったが、2試合連続の完封勝ちをつかんだ。

 前半は浦和のプレスに苦しんで攻めきれず、0-0で折り返したが、司令塔が均衡を破った。後半8分、MF遠藤保仁がMF橋本英郎のスルーパスに抜け出しGKと1対1に。冷静に右足のグラウンダーで流し込み先制に成功した。

 これでG大阪がリズムを取り戻した。中盤をうまくコントロールし、FW宇佐美貴史がシュートまで持っていく。なかなか追加点が奪えない中、再び司令塔がゴールをもたらした。後半38分、CKのチャンスでキッカーは遠藤。狙い澄ました丁寧なキックから、途中出場のFWルーカスのヘディング弾を導いた。助っ人はリーグ戦2試合連続ゴールと意地を見せた。

 17日の天皇杯4回戦・柏戦(4-1○)で延長120分間を戦った末の中2日での試合と、90分で磐田に勝利した浦和より少しハードな日程となったが、2-0でしっかりと勝ち抜いた。ACL出場権争いでCC大阪と川崎Fに4差と、追撃を許していない。

 クラブによると西野朗監督は「選手は勝つためのアプローチをしっかりやってくれた。前半はプレスに押され気味だったが、武井、橋本とボックスの外に使った選手がクッションになってやってくれた。前半はガンバっぽくない戦いだったが、こういうスケジュールの中ではある程度、理解しなきゃいけない。悪いコンディションの中、よく戦い抜いてくれた」と選手たちをたたえた。

(文 近藤安弘)

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