beacon

[選手権]チーム紹介:遠野(岩手)

このエントリーをはてなブックマークに追加
遠野(岩手)
出場回数:3年ぶり22回目
監督:松田光弘
創部:1947年
最高成績:
61年(39回大会)準優勝
過去主な成績:
全国高校総体4強(73年)、全国高校総体出場17回、全日本ユース選手権出場1回
主なOB:
古前田充(元平塚監督)、菊池新吉(栃木コーチ)

チーム紹介
 東北地方を代表する伝統校が3年ぶりの全国復帰だ。岩手県大会では接戦の連続だったが、盛岡商と名門対決となった決勝でシュート22本を打たれながらも完封するなど、中村、太田代の両CBらが見せるその粘り強さは大きな武器だ。ただ山本と石花の2トップは強力で勝ちきる十分な武器も備える。前回出場の07年度は全国8強で05年度は全国4強。遠野旋風再現なるか。

【勝ち上がり】
[決勝]
0○0(PK5-4)盛岡商
[決勝先発布陣]
4-4-2

   山本  石花

山口         斉藤
  
   菊池(2) 村上(2)

簗場 中村 太田代 佐々木俊

    佐々木渉

 
[決勝戦評]
 06年度日本一の盛岡商との名門対決。2年生MF藤村中心に攻撃力のある盛岡商を遠野は中村と太田代の両CBを中心とした粘り強い守りと左SB簗場の中央突破などで対抗。理想的な展開へと持ち込む。後半39分には盛岡商のFW花坂にポスト直撃のシュートを放たれながらも守りきった遠野は0-0で突入したPK戦でGK佐々木渉が相手の1人目をストップ。5人全員が決めて5-4で競り勝った。
[準決勝]
2○1盛岡市立
得点者:石花2
後半7分、カウンターからFW石花が先制ゴール。同点に追いつかれたが35分、FW山本のCKから競った石花がこぼれ球を押し込んで決勝点。前回王者を下した
[準々決勝]
3○1専大北上
得点者:石花2、田村
先制されたものの後半6分、FW山本のパスからFW石花が同点ゴール。31分にも石花が決めるなど逆転勝ち


【注目選手】
●DF簗場豪史主将(3年)
攻撃力が魅力の左SB。ダイナミックな攻撃参加はサイドだけでなく、中央をも貫く。果敢にゴールを狙う“最終ラインのアタッカー”だ
●FW石花優汰(3年)
準々決勝、準決勝で2試合連続2ゴール。突破力と左足シュートに破壊力。プリンスリーグ東北2部得点王
●FW山本恭平(3年)
キープ力に優れた10番。右足セットも。プリンスリーグ東北2部得点ランキング5位
●MF山口脩(3年)
2トップに注目集まる中、決定的な仕事も。豊富な運動量持つ

【今季成績】
総体:県4強
盛岡商に1-4で敗戦
プリンスリーグ:東北2部3位
5勝3分1敗。唯一盛岡商に敗れる

【応援メッセージ】

(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

TOP