beacon

[選手権]チーム紹介:羽黒(山形)

このエントリーをはてなブックマークに追加
羽黒(山形)
出場回数:3年ぶり4回目
監督:本街直樹
創部:1965年
最高成績:
16強(04年度)
過去の主な成績:
全国高校総体出場4回
主なOB:
マーロン(元草津)ら

[チーム紹介]
 3大会ぶりの出場。ブラジル人留学生、FWソウザ・パウロを中心にMF安野やMF土門、MF中山らが繰り出すポゼッションサッカーが特徴。相手のプレスをかいくぐってパスをつなぎ、相手を崩していく。今年は夏の東北選手権、全国高校総体ともに初戦敗退。県外大会で結果が出ていないが、選手権予選では準決勝で14人目までもつれ込んだPK戦を勝利。決勝でも後半ロスタイムの同点ゴール、延長戦勝利と身についた粘り強さで今回は全国でも勝ち進む。

【勝ち上がり】
[決勝]
4○3(延長)山形中央
得点者:安野、伊藤、パウロ、錦見
[決勝先発布陣]
4-3-3
     パウロ

 孫(1)      山本(2)
     中山(2)  

   安野  土門(2)

山口(2)伊藤 岩本 小野寺(2) 

      森


[決勝戦評]
 13年ぶりの優勝を目指す日大山形との決勝は前半14分までに2点を先取される苦しい展開。16分にパウロの落としからMF安野がPAへ切れ込み右足シュート。こぼれ球を自ら右足でねじ込んで1点差とした。だがこの後も相手にペースを握られ、逆にビッグチャンスをつくられるなど追いつくことができない。それでも後半ロスタイム表示の3分を超えた44分、途中出場のMF錦見の左CKをニアサイドで合わせたCB伊藤が起死回生の同点ゴール。延長前半ロスタイムには相手のミスから抜け出したパウロがGKをかわし勝ち越しゴール。延長後半3分にもパウロの右クロスから錦見がダメ押しゴールを決めた。この後セットプレーから1点を返されたが逃げ切り4-3で熱戦を制した。
[準決勝]
2-2(PK11-10)山形東
得点者:原2
長身FW原の2得点で2度リードも追いつかれPK戦へ。14人目までもつれ込んだPK戦。14人目をGK森が止めて粘る相手を振り切った。
[準々決勝]
3○1東海大山形
得点者:パウロ、山本、孫
[2回戦]
7○0酒田西
土門3、安野、山本、原、孫

【注目選手】
●FWソウザ・パウロ(3年)
チームの大黒柱。独特のボールタッチから繰り出すドリブルなどチャンスメーク能力、決定力にも注目
●DF岩本宗一郎(3年)
粘り強い守備など、プレーでチーム引っ張る主将
●MF安野就斗(3年)
中盤から飛び出し決定的な仕事。県大会2得点
●FW原啓太(3年)
県準決勝では2得点。183cmの大型FW

【今季成績】
総体:全国1回戦敗退
0●2東海学園(愛知)
FWパウロの突破力を生かしたカウンターでゴール狙うも、シュート数3-16で完敗
山形県ユースリーグ:1部優勝
12勝2分で無敗V

【応援メッセージ】

(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

TOP