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[選手権]チーム紹介:佐野日大(栃木)

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佐野日大(栃木)
出場回数:7年ぶり6回目
監督:小林功
創部:1967年
最高成績:
8強(98年度)
過去の主な成績:
全国高校総体出場7回
主なOB:
小林成光(元F東京)

[チーム紹介]
 昨年の全国4強メンバーを多数残す矢板中央を延長戦の末に破って7年ぶりの全国出場。小林監督が「連覇したときよりもうれしい」と語った悲願の全国復帰だった。チームは「みんなでやろう」を合言葉に結束力を強化。一方で、エースFW森や2年生MF床井ら中盤から前は足元の巧みな選手が並び、勢いに乗ったときの攻撃は手がつけられない。CB後藤主将、GK長島を中心とした守備陣も堅く、栃木旋風を再び巻き起こす可能性はある。

【勝ち上がり】
[決勝]
2○1(延長)矢板中央
得点者:須賀、豊田
[決勝先発布陣]
4-4-2

   中山(2) 森

床井(2)      郡司
     
   戸澤(2) 須賀

堀越 後藤  岩撫 大賀 

     長島

[決勝戦評]
 全国高校総体16強の矢板中央との決勝。立ち上がりの勢いで勝った佐野日大は抜群のスピードでDFを振り切るエース森やテクニックで相手を剥がしたMF床井を中心に波状攻撃を繰り出した。前半終盤は矢板中央も個人技で決定機をつくりだしたが、それでも佐野日大は前半40分、床井の左FKのこぼれ球を拾ったMF須賀が左足でゴールへと叩き込んで先制。後半29分にMF島野のゴールで同点に追いつかれたものの、その後はGK細田の好守もあり勝ち越し点を許さない。佐野日大も矢板中央のGK三浦の好守の前に勝ち越すことができなかったが、延長前半8分に途中出場のMF豊田がPA外から右足で決勝ゴールをねじ込み、熱戦に決着をつけた。
[準決勝]
5○1宇都宮短大付
得点者:岩撫2、大賀、森、吉澤
前半終了間際、DF岩撫のゴールで先制。後半22分にDF大賀が加点。その後退場者を出した相手を突き放した。
[準々決勝]
1○0國學院栃木
得点者:森
後半3分、セットプレーからFW森がV弾
[2回戦]
3○0益子芳星
得点者:森2、中山
関東大会予選優勝校に快勝

【注目選手】
●FW森恒貴(3年)
抜群のスピードとテクニックでゴールへ迫る高速ドリブラー。相手のマークを外す頭脳的な動きも注目
●DF後藤尋明(3年)
冷静なプレーでチームを最終ラインから支える
●MF床井直人(2年)
テクニック、キックの精度で違い生み出すMF
●MF郡司博信(3年)
右サイドの矢。縦突破から決定機に絡む

【今季成績】
総体:県準優勝
決勝で矢板中央に延長戦の末敗戦
プリンスリーグ:関東2部8位
3勝3分5敗。鹿島学園、川崎F U-18などに打ち勝つ
【応援メッセージ】

(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

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