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[選手権]チーム紹介:前橋育英(群馬)

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前橋育英(群馬)
出場回数:5年連続16回
監督:山田耕介
創部:1964年
最高成績:
4強(98年度、99年度、01年度、08年度)
過去の主な成績:
全国高校総体優勝(09年)、同4強(04年)、同出場10回、全日本ユース選手権8強(08年)、同出場3回
主なOB:
細貝萌(浦和→レバークーゼン)、松田直樹(横浜FM)、青木剛(鹿島)ら

[チーム紹介]
 09年度の全国高校総体王者。だが、昨年度の選手権は初戦で敗退し、今夏の全国総体予選では準々決勝で桐生一の前に敗戦。だが県大会では強さを発揮してしっかりと5連覇を果たした。例年に比べるとややタレント力で落ちると言われるが、全国制覇メンバーでU-19日本代表でもあるMF小島主将とMF湯川のダブルボランチや189cmの大型FW小牟田、そして川岸と北爪の最終ラインまで今年も選手層の厚さを感じさせる布陣。山田監督も「全国で勝つ力はある」。“上州の虎”は夏の悔しさもこめて日本一へ意気込む。

【勝ち上がり】
[決勝]
3○0桐生一
得点者:北爪、白石、松井
[決勝先発布陣]
4-4-2
   宮本  小牟田

白石(2)       戸内
     
   小島  湯川

榊原 川岸  北爪  大石 

     牛越

[決勝戦評]
 インターハイ予選で敗れている桐生一との再戦。立ち上がりは桐生一のMF湯澤の個人技などから決定的な場面をつくられる。だが前橋育英は22分、MF小島主将の右CKから北爪がヘディングシュート。こぼれ球に自ら反応した北爪が右足シュートを決めて先制した。ここから前橋育英は小島主将と湯川の両ボランチを中心に完全に試合を支配。相手のロングボールをCB川岸らが跳ね返すと後半35分に小島主将の左CKからMF白石が頭で2点目。そして37分には途中出場のFW松井がダメ押し、3-0で快勝した。
[準決勝]
4○0伊勢崎商
得点者:湯川、小島、飯沼、松井
相手GKの好守の前に苦戦したが、後半9分にMF湯川のループシュートで先制。その後3点を加え快勝した
[準々決勝]
3○1前橋商
得点者:湯川、小牟田2
前橋商に先制を許したが後半開始直後にMF湯川のPKで追いつくとFW小牟田の2発で突き放した
[2回戦]
4○0高崎経済大付
得点者:小牟田2、小島、白石

【注目選手】
●MF小島秀仁(3年)
09年U-17W杯日本代表。10年U-19日本代表。浦和レッズ加入内定のプレーメーカーは長短パス操る
●FW小牟田洋佑(3年)
189cmの超大型ストライカー。県大会はチームトップの4ゴール
●MF湯川純平(3年)
タイミングのいいドリブル突破が相手の守備を切り崩す
●DF川岸裕輔(3年)
県大会決勝では空中戦で圧倒的な強さを発揮。187cmのハイタワーだ

【今季成績】
総体:県8強
プリンスリーグ:関東2部4位

【応援メッセージ】

(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

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