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[選手権]チーム紹介:西武台(埼玉)

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西武台(埼玉)
出場回数:2年連続3回目
監督:守屋保
創部:1981年
最高成績:
2回戦(04年度、09年度)
過去の主な成績:
全国高校総体4強(95年度、10年度)
主なOB:
河合竜二(横浜FM→札幌)、片岡洋介(京都)、島田裕介(徳島)ら

[チーム紹介]
 今夏の全国高校総体4強。優勝候補の一角だ。大宮アルディージャ加入内定のFW清水や県大会決勝でハットトリックを達成したFW佐々木、10番MF末松、MF阿部ら今年も攻撃タレントに注目が集まるが、最大の武器は前線からのプレッシング。全国総体ではゴールに近い位置でボールを奪い、そこからの鋭い攻撃で強敵たちを沈めてきた。タレント力では昨年を下回るものの、チームの完成度では今年の方が上。選手権初の2勝、そしてその先を狙えるチームに仕上がった。

【勝ち上がり】
[決勝]
6○0正智深谷
得点者:佐々木3、澤本2、末松
[決勝先発布陣]
4-4-2

   清水 佐々木

阿部        中村
     
   末松  松本

大迫 山崎  町山 澤本 

     小澤

[決勝戦評]
 前半主導権を握っていたのは正智深谷だった。エース目黒やMF高橋を起点に決定機をつくる。西武台は持ち味の前線からの守備がはまらず苦戦した。だが前半終了間際、MF松本主将が前線へ上げたロビングでFW佐々木が運よくGKを外すと、右足で先制ゴールを流し込んだ。後半は西武台のゴールラッシュ。7分にMF阿部の突破から佐々木が右足で合わせ2-0とすると12分には大迫の左クロスのこぼれ球がPAへ落ちたところを佐々木がトラップから左足で決めてハットトリック達成。その後もエースFW清水のアシストなどからSB澤本とMF末松が3点を加え6-0で大勝した。
[準決勝]
3○2武南
得点者:山崎、清水2
大会一の好ゲーム。2度のリードを追いつかれた西武台だったが、後半20分にエース清水が決勝点を挙げ3-2で逃げ切った。
[準々決勝]
2○1市立浦和
得点者:清水2
開始5分に先制された西武台だったが、MF阿部、MF中村のクロスからエースFW清水が頭で2発。逆転勝ちした
[1回戦]
1○0本庄一
得点者:清水
シュート24本もFW清水の1ゴールのみ
[2次予選]
3○1川口北
得点者:佐々木、田所2
[2次予選]
10○0松山
得点者:OG、佐々木、田所4、澤本、滝童内、菊野、野上
[2次予選]
4○0伊奈学園総合
得点者:佐々木、菊野2、田所

【注目選手】
●FW清水慎太郎(3年)
大宮アルディージャ加入内定のエースストライカー。自らドリブルで切り込むことができるほか、シュート、ポストワークも巧み
●MF末松光(3年)
チーム一の技術を持つゲームメーカー。全国高校総体優秀選手
●DF町山阿記(3年)
浦和の下部組織出身。強さとスピードで相手FWを封じ込むエースキラー。
●MF松本和樹(3年)
主将。全国高校総体優秀選手。豊富な運動量でチーム支える
●FW佐々木雅人
県大会決勝でハットトリック。抜群のスピード生かしゴール迫る

【今季成績】
総体:全国4強
3○0開志学園JSC高(新潟)
FW清水の2発とDF町山のゴールで快勝
1○0尚志(福島)
MF阿部のクロスからFW清水が決勝ヘッド。実力派対決制す
3○1矢板中央(栃木)
ショートカウンターからなどからシュート22本。FW佐々木の2発とFW清水のPKで勝利
1○0米子北(鳥取)
V候補相手にディフェンス健闘。後半ロスタイム、清水のアシストからMF末松が決勝点
0●4滝川二(兵庫)
準決勝。終始流れ悪く完敗。初の決勝進出ならず
埼玉県ユースリーグ:1部優勝
5勝1分1敗。プリンスリーグ関東昇格決定
【応援メッセージ】

(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

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