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[選手権]チーム紹介:駒場(東京A)

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駒場
出場回数:13年ぶり2回目
監督:山下正人
創部:1951年
最高成績:
1回戦(97年度)
過去の主な成績:
全国高校総体出場2回


[チーム紹介]
 07年度の全国大会で同じ都立勢の三鷹を8強へ導いた山下監督が指揮を執る。ただ、前評判こそ強豪に劣るものの侮れない“曲者”だ。今夏9年ぶりに出場した全国高校総体で1勝。磨きぬかれた組織サッカーで相手の長所を削り取る。都大会では徹底したブロックディフェンスで相手を網の中に入れず、得点力のあるFW赤沼、FW畠中の2トップやゲームメーカーのMF菅、MF秋葉のゴールなどで勝利をもぎ取った。SB原主将の父は日本サッカー協会の原博実技術委員長。

【勝ち上がり】
[決勝]
1○0國學院久我山
得点者:秋葉
[決勝先発布陣]
4-4-2

   畠中(2)赤沼(2)

秋葉        松本
     
   菅(2) 古賀

濱崎 朝倉  栗原 原

     根岸

[決勝戦評]
 08年度全国8強の國學院久我山との決勝。前評判は劣勢だったが、隙のない守備で相手の強力攻撃陣にチャンスをつくらせない。そして前半13分、MF菅、FW赤沼と細かいパスをつなぎ、ゴール前へ持ち込むと、最後はMF秋葉が右足で先制ゴール。ロングボールを多用し、強引にPAへ侵入してきた國學院久我山に危険な場面をつくられた。しかし、最後まで集中力の切れない駒場は1点を許さず、全国切符を勝ち取った。
[準決勝]
2○1東久留米総合
得点者:OG、菅
0-0の延長前半8分、MF菅のスルーパスが相手OGを誘発すると、1分後には菅がロングシュートを決めた
[準々決勝]
2○1成蹊
得点者:野崎、畠中
[2回戦]
4○0保善
得点者:赤沼、畠中、菅、濱崎

【注目選手】
●DF原玄(3年)
主将。独特なリーダーシップでチームを引っ張る頭脳派SB。右足のキックは大きな武器。父は元日本代表FW原博実氏
●MF菅佑也(2年)
チームメートも「大黒柱」と認める実力を持つゲームメーカー。キープ力が高く、精度の高いキックで好機を演出。全国高校総体優秀選手
●FW畠中潤(2年)
強引過ぎるかのように見える仕掛けが徐々に相手を飲み込む
●MF秋葉俊之介(3年)
都大会決勝で決勝ゴール

【今季成績】
総体:全国2回戦
2○0近大和歌山(和歌山)
後半30分にMF松本が先制ヘッド。さらにMF秋葉が加点し、初戦突破
1●2香川西(香川)
前半9分、FW畠中のゴールで先制。だが追いつかれると試合終了3分前に決勝点献上
東京都ユースリーグ:1部(T1リーグ)8位
4勝1分6敗
【応援メッセージ】

(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

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