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[選手権]チーム紹介:野洲(滋賀)

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野洲(滋賀)
出場回数:6年連続7回目
監督:山本佳司
創部:1984年
最高成績:
優勝(05年度)
過去の主な成績:
全国高校総体出場2回、全日本ユース選手権出場1回
主なOB:
乾貴士(C大阪)、青木孝太(千葉)、楠神順平

[チーム紹介]
 “セクシーフットボール”と評された華麗な攻撃サッカーで05年度全国V。それ以降6年連続となる選手権全国大会だ。今年の特徴はレギュラーに3年生がわずか3人しかいない若いチームであるということ。ただ4人が先発に名を連ねる1年生はAFC U-16選手権日本代表メンバーのMF望月をはじめ、かつてないほどのタレントぞろいで、チーム力は優勝候補のチームと比べても遜色ない。個人で打開することのできるエースFW加藤、美濃部主将ら得点力の高いフィニッシャーがいることも強み。独特の技に勢いを加えて大会を駆け抜ける。

【勝ち上がり】
[決勝]
3○2綾羽
得点者:加藤、望月、美濃部
[決勝先発布陣]
4-4-2
   美濃部 加藤(2)

 望月(1)     布施(2)
     
   高野(1) 松田(1)

平山(2)竹内  水野(1)横江(2)
 
     松原

[決勝戦評]
 滋賀県では初となる私立勢優勝を狙った綾羽との決勝。野洲はU-16代表MF望月が今大会初出場。綾羽のFW中山とともに両チーム1年生が10番を背負う一戦となった。先制したのは綾羽。前半15分、左サイドでボールを持った中山がワンツーでサイドを崩すと最後はMF山田が決める。だが野洲は24分、ドリブルで仕掛けたMF布施のラストパスからFW加藤が同点ゴール。そして35分にはGKからボールをつなぎ、望月がやわらかいタッチの右足シュートでGKの頭上を鮮やかに射抜く。37分にも加藤の個人技からFW美濃部主将が頭で押し込み3-1とした。果敢に点の取り合いを挑んできた綾羽は後半21分に途中出場の切り札、FW山口が追撃ゴールを決めたがCB小川の決定的なヘディングシュートが野洲GK松原のビッグセーブに阻まれるなど追いつくことができなかった。

[準決勝]
3○0八幡
得点者:美濃部3
FW美濃部主将がFKでの先制弾などハット
[準々決勝]
4○1水口
得点者:布施、加藤、村松、中川
[3回戦]
4○0草津
得点者:円乗2、村松、谷元
[2回戦]
8○0八日市南
得点者:美濃部2、円乗、谷元、三村、岩井、村松、香川

【注目選手】
●MF望月嶺臣(1年)
1年生ながら10番を背負う天才MF。AFC U-16選手権日本代表
●FW加藤臣哉(2年)
馬力のあるドリブルとテクニックを武器にゴールを呼ぶストライカー
●FW美濃部寛貴(3年)
県準決勝で3発。主将はチームトップの6得点
●MF高野登志基(1年)
U-16日本代表候補のMFは攻守のつなぎ役
●DF水野隼人(1年)
本来SBだが、現在CB。豊富な運動量が武器のU-16日本代表候補

【今季成績】
総体:県8強
草津東に延長戦の末、敗戦
プリンスリーグ:関西1部6位

【応援メッセージ】
(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

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