beacon

[選手権]チーム紹介:滝川二(兵庫)

このエントリーをはてなブックマークに追加
滝川二(兵庫)
出場回数:2年ぶり16回目
監督:栫裕保
創部:1984年
最高成績:
4強(98年度、02年度、03年度)
過去の主な成績:
全国高校総体準優勝(10年)、同出場19回、全日本ユース選手権優勝(06年)、同出場6回
主なOB:
岡崎慎司(清水)、金崎夢生(名古屋)、吉田孝行(神戸)

[チーム紹介]
 今夏の全国高校総体では後半に脅威の得点力を示して準V。夏にできなかった「あと1勝」を狙う。ともに全国総体で4得点を挙げるなど破壊力のある樋口と浜口主将の2トップを軸とした“ブルドーザーシステム”。相手の堅守を強引にこじ開ける攻撃は圧巻だ。正確なボールを配給するMF香川やSB濱田らどこからでもゴールを奪う力がある。また2トップを中心とした前線からの守備も見逃せない。

【勝ち上がり】
[決勝]
1○1(PK7-6)報徳学園
得点者:土師
[決勝先発布陣]
4-4-2
   浜口  樋口

白岩        本城
     
   香川  谷口

島  高原(2) 土師 濱田 

     中尾

[決勝戦評]
 36年ぶり決勝進出の報徳学園との決勝。MF香川、MF谷口のダブルボランチ中心に相手が得意とするカウンター攻撃を封じた滝川二は、FW樋口の飛び出しなどからチャンスをつくる。だが、前半42分、左CKからMF松本に頭で押し込まれ先制されてしまう。それでも滝川二は後半5分、SB濱田の左CKからCB土師が同点ヘッド。ただこの日の滝川二はなかなかリズムに乗ることができない。後半19分にはロングフィードから報徳学園MF桜本が右足シュート。GK中尾の手とクロスバーを弾いた跳ね返りに反応したFW福本のシュートが再びクロスバーを叩く。絶対絶命のピンチを逃れた滝川二だったが延長前半2分のFW浜口主将が迎えたビッグチャンスなどを決め切ることができない。そして延長後半には谷口が2枚目の警告を受けて退場するアクシデントもあったが、1-1で突入したPK戦では中尾が相手の9人目をストップ。最後は中尾が自ら決めて決着をつけた。
[準決勝]
4○2県伊丹
得点者:OG、浜口、本城2
前半24分、MF白岩のクロスがOGを誘い先制。後半の3得点でV王手
[準々決勝]
1○0神戸科学技術
得点者:浜口
後半5分、MF本城の右クロスをFW浜口主将が頭で押し込み辛勝
[2回戦]
2○1須磨友が丘
得点者:樋口、筒井
FW樋口の先制FKと2年生FW筒井のゴールで辛勝

【注目選手】
●FW樋口寛規(3年)
本家とは違いテクニックに優れた“岡崎2世”。インターハイ4発
●FW浜口孝太(3年)
アシスト役もこなすFWだが勝負強さ抜群
●MF谷口智紀(3年)
180cmの大型ボランチ。攻守で存在感放つ。初戦は出場停止
●DF土師直大(3年)
全国高校総体優秀選手。守備リーダーだが貴重なゴール生む得点力にも注目
●MF香川勇気(3年)
得意の左足からチャンス生み出すゲームメーカー
●DF濱田量也(3年)
正確なクロスから得点機演出

【今季成績】
総体:全国準優勝
1○0室蘭大谷(北海道)
MF白岩クロスからFW浜口主将がV弾
2○0那覇西(沖縄)
FW浜口主将の2戦連発弾とMF濱田のゴールで地元代表下す
2○1ルーテル学院(熊本)
後半19分に先制許すもCB土師とFW樋口のゴールで逆転勝ち
4○0西武台(埼玉)
準決勝でFW樋口がハット!FW浜口主将も今大会3点目
1●4(延長)市立船橋(千葉)
後半4分、MF谷口のラストパスからFW浜口主将が先制ゴール。だが追いつかれ、延長戦の末準V
プリンスリーグ:関西1部4位
全日本ユース選手権:1次L敗退
1●7流通経済大柏(千葉)
FW樋口ゴールも前半4失点など大敗
0●2清水ユース
決定機生かせず連敗
2○0浦和ユース
FW樋口が2発。主力CB不在の大会で1勝

【応援メッセージ】

(構成 吉田太郎)
【特設】高校選手権2010

TOP