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前田は前半のみで交代、「一番やってはいけないプレー」

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[1.9 アジア杯B組 日本1-1ヨルダン カタールスポーツクラブ]

 日本代表FW前田遼一(磐田)は屈辱の途中交代となった。昨年10月12日の韓国戦に続き1トップで先発したが、シュートは前半7分のミドルシュート1本のみ。前線で起点になれず、前半のみで交代を命じられた。

 サイドに流れてパスを受けるシーンが多く、ゴール前で危険な存在になれなかった。「センタリングに対して全部遅れていた。一番やってはいけないプレーだったと思う」と言葉少な。前田だけの問題ではないが、ザッケローニ監督も「特に前半は満足できない」と不満をあらわにした。

 試合前日には「結果を出さないと、あとはないと思っている」と背水の覚悟を見せていた前田だが、初戦は不完全燃焼に終わった。追い込まれたザックジャパンのエース候補が13日のシリア戦で巻き返せるか。

[写真]日本代表FW前田

(取材・文 西山紘平)

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